今日2013年9月29日、ベルリンにて第40回ベルリン。マラソンが開催されました。
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結果は、ケニアのウィルソン・キプソング(男子)が195kmを2時間3分23秒で完走し、
世界記録を更新しました。キプソングには、勝利への40,000 Euroと新記録への50,000 Euroが確約されているそうです。
ドイツ人では、アンドレ・ポルメッヒャーが2時間13分5秒で完走しました。
女子もケニアの選手が活躍し、1,2位をケニアの2人が独占しました。
それぞれ、2時間21分13秒と2時間22分28秒でした。
ドイツ人選手の記録保持者イリーナ・ミキテンコは3位に入り、
40代選手での世界記録をたたき出しました。
ボストンマラソンでのテロ以降の開催ともあり、セキュリティはより厳重になっていましたが、
キプソングがゴール直前に達したときに、黄色のTシャツを着た男がコースに乱入し、
キプソングが世界記録を更新する直前にゴールテープを切ってしまいました。
即座にマラソン関係者がその男を取り押さえ、警察に引き渡し、それ以上の騒ぎにはなりませんでしたが、
その後、各メディアでは、この事について多く取り上げられました。
彼のTシャツには、彼の広告と思われる性的なテーマに関するウェブサイトのURLが書いてありました。
どうやら、この男は、これが初めてではなく、1週間前にもブンデスリーガのハノーヴァー対アウグスブルクの試合中に、
ピッチに乱入し、逮捕されていたようです。
昨日土曜には、今日のベルリンマラソンに先駆けて、インラインスケートのレースがありました。
その最中にも72歳が亡くなるという事故がありました。今年行われたベルリン・ハーフマラソンでも25歳の男性が亡くなる事故がありました。
マラソンというハードなスポーツだけに、こういう事故が起こる可能性は高いのかもしれませんが、
選手・開催者ともに乗り越えなければいけない課題の一つだと思います。